はじめに
みなさんこんにちは!あすくです。今回は非常に簡単ではありますが、S10のメイン構築と併用して使っていたサブ構築を紹介したいと思います。
コンセプト
前期S9と同じく、読まれにくいところから展開して積み技を積んで積みサイクルの要領で全抜きを狙う。うまく展開できれば相手のポケモンの技構成・持ち物や運要素にできるだけ左右されない戦いができる。詳しくは前期の構築記事参照↓
個体解説
ミミロップ@メガストーン
本構築の起点作り。2シーズン連続でメガ枠として採用され、ようやくトレーナーからの愛着と信用を得たバニーガール。前期と同様雑に切られることも。ぼんこふ(@bonkohu23)さんの起点作りミミロップに感銘を受けて参考にしました↓
このポケモンの役割は専ら起点作りとして初手に投げ、でんじは・ひみつのちからによる麻痺&無効されないローキックによるS操作をすることによって、裏のエースをサポートすること。
初手に安定して投げることができて、何らかの仕事はしてくれるので起点作りとしてかなり信用していた。基本的にでんじはが通る相手なら優先してでんじはを打ち、その後アンコールで起点を作って退場する。
Sが速く、上からでんじはを打つことが出来るので運が良ければ麻痺バグで相手の行動を封じ、さらに仕事を増やすことが出来る。
アンコールは起点回避・起点作りの両方をこなすことができて重宝した。特にS上昇系積み技を積まれるターンにでんじはを打ちSを逆転させ、上から積み技をアンコールする動きは強かった。
ノーマル攻撃技はおんがえしを切って非接触であり3割で麻痺を与えるひみつのちからを採用した。理由としては、おんがえしではゴツゴツメット持ちの物理受けに対して削られてしまうこと、でんじはが通らない地面タイプに対して麻痺を入れられる可能性があることが挙げられる。実際これらのポケモンはに後投げされることが多く、おんがえしではアドが得られない場面が多かったのでかなり機能した。初手で有利対面をとったときに雑に打つと裏が麻痺することも多々あった。
参考の記事にもあるように、メガしてない素のがひかえめC252振りのフィールド下サイコキネシスを高乱数耐え調整
テッカグヤ@バンジのみ
前期とほぼ同じ努力値振りで技をやどりぎのタネ→ストーンエッジ、持ち物をバンジのみ→イワZに変更し、より攻撃的になった。この変更の要因は、が流行していたこと、へのメタとしてが一定数いたことである。特に前期のでは刺さっていてもがいるだけで選出を渋るほど相性が悪く反省点だと感じていたので変更した。
変更の結果、バンジのみとやどりぎのタネの回復という、2つの回復手段を一気に失ったのでサイクル要員としては耐久力が足りず、積みエースとして運用がメインとなった。汎用性を捨てて岩打点を得たことで軸軸に対してはさらに全抜き性能が高まり、後出しされるを返り討ちにしてBBで起点にするなど抜きエースとしての性能は上がった。
裏でを起点にできるように改良し、S9の構成に戻した方が良かったとも思う…
グライオン@きあいのタスキ
前期と同じ型。初手に投げがんぷう+ステロで裏のエースが活躍できるように場を整えたり、挑発で相手の展開を防ぐことに重きを置いた。
今期はが流行しており、多くの対戦で耐久振りを初手に投げられることが多かったので前期以上に活躍の場が多かった。などの浮いている鋼を誘いやすい上、がんぷうでSを下げた状態で次につなげることができるため、を展開するにはうってつけの展開要員であった。
カプ・レヒレ@ウイのみ
のメインのバトン先。上から瞑想や鉄壁を積んで耐久を上げることで半分回復実の発動を調整することが出来るので持ち物が腐ることはなく、疑似的に高耐久を実現することが出来た。
火力面については弱点を突かれて普通に殴り合うとつらい電気タイプのに対してはステロ+C+1ムーンフォースで超高乱数で落とすことが出来るまでCに割いた。
素早さは準速を採用したが、1加速で130族を抜けて、とも同速勝負が出来たり、との瞑想の積み合いで有利にはたらいたり、タスキの潰れたをほぼ無償で突破出来たりと恩恵が多かった。
バシャーモ@メガストーン
メガ枠②HDにかなり厚いバトンバシャーモ。のステロ+がんぷうS操作後に展開する&バトンのキーとなるので火力と素早さを最低限に抑え耐久に回し、場持ちを良くした。
地震を採用しているのはとびひざげりを信用していない&に安定して勝ちたかったため。
ポリゴンZ@ノーマルZ
数値受け崩しと積みエースのハイブリッド。もともとはテクスチャーの枠はみがわりだったが、起点を作った後の積みエースのバリエーションが乏しかったので、テクスチャーZ型とのハイブリッドにした。わるだくみ+さわぐZの火力は非常に高く、どくどくが入ってしまった場合でも毒が回る前に制圧できた。
のバトンから繋ぎ上からさわぐZを打ち、裏に引かせずに物理受けを処理する立ち回りも選択肢だった
選出&立ち回り
展開→+@1(or)で積みサイクルの立ち回りをする
または展開→+@1(or)でバトン展開をする
最後に
かなり簡易的な記事ではありますが、パーツの一部一部で参考になることがあれば嬉しいです。起点作りからの展開は他の展開とは違い上から動くため安定した仕事ができて、かつ読まれにくいので使っていておもしろかったです。
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